【オーストラリアへの道】渡航前準備編その2:海外引越しのあれやこれや

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2024年の年明けに正式に決まったオーストラリア・シドニー行き。渡航する前の準備をコツコツすすめてきた筆者ですが、無事にビザを取得し、住む場所も探し始めました。
今回は、実はもう送ってしまった事後報告の船便の件とその他気になっていることについてまとめます。

▼先に出国した夫に頼り切りの家探しはこちら。

目次

前回のインドネシアへの引越しはどうだったか

インドネシアへの渡航の際の引っ越しは、初めてだったこともあり分からないことも多くありました。非常に不安だったので、自分でそれを払拭しようと事前に様々なことを調べまくりました。
自分で読み返しても初々しい文章で、内容も非常に小っ恥ずかしいですが↓

今回のオーストラリアへの船便出荷

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海外引越しは会社サポートと業者との話し合いが全て

さて、今回の場合。

3月中旬、夫が出国する前に船便を出しました。
正直、海外赴任に伴う引越しは会社のサポートが全て。不用品の処分含め本当に何もしなくて良い方もいれば、自分でちょいちょい手配をしなければいけない方まで様々です。

我が家は、今回「三井倉庫エクスプレス」系列での船便出荷(作業は2日間)でした。前回のインドネシアでお知り合いになった日本企業の駐在員の方々は、日通(日本通運)系を利用されているご家族が多かった印象です。東南アジア地域はクラウンムービングサービスも多かったです。
日通さんのサイトを覗いてみると、単身や家族のケース、留学プランなどもあってわかりやすいですね。手厚いサポートがある会社だと、一部は航空便が利用できたケースも聞いたことがあります。
海外引越しは必ず「通関作業」がありますので、個人で全て手配するなど不可能に近いかと存じます。やはり場数が多く手慣れている大手に任せたいと思うのは必然とも言えるかもしれません。

シンプルに仕分ける

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海外引越しの船便は「物の輸出入」にあたりますので、通関のためのリスト作成作業が同時進行で行われることがほとんど。そのため、荷物の梱包は基本お任せです。スムースに終わらせるために私たちができることは、シンプルではありますが「きちんと仕分けをしておく」ことではないでしょうか。

当日になって「これはどうしますか?」「あれは持って行きますか?」のような質問を何度も受けないようにしたいものですよね。

持っていけないものを把握する

せめて事前に「船便に乗せられる物・だめな物」だけでも把握しておきたい。インドネシアの時にも調べましたが今一度チェックです。
まずは各国共通。

そしてオーストラリアの場合ですが、オーストラリアは世界でも有数の「持ってきちゃだめ」が多い国。なぜ厳しいかと言うと、「動植物の固有種を守るため」です。意外と知らずに持っていくつもりで準備していそうなのが「木製品」や「野生動物の革が使用されている製品」などです。

筆者宅にも牛革を使ったスツールがありました。ダメ元で調べてもらったところ一度「NO」と言われたのですが、三井倉庫からの委託で来られたスタッフの方が現地の業者と何度かやり取りをしてくださった結果、急転直下で「OK」が出ました。申請すれば大丈夫という場合もあるようですので、何か諦めたくない物があるときにはプロに相談するのが一番かと思います。

▼オーストラリアに持っていけない物を簡単にまとめた情報。もっと細かく定められているので詳細はオーストラリア大使館が出している情報の多角的チェックを。

不用品の処分

海外引越しに関わらず、「引越し」で必ず頭を抱えることになるのは「不用品」の処分だと思うのです。
我が家は引越しが多い家でしたので、それほど荷物は多くない方だと思うのですが…それでも荷物を整理するたびに、「なぜこんなにもゴミが出るのか」「前回も寄付した調理器具が1箱分あったような」「こんな服いつ買った」と自分に対して憤りを覚えるイベントと化します。ええ。

国内でも何度も引越し経験がありますが、不用品(家電・家具)の処分で押さえておきたいポイントは3点。

・まず周りで欲しい人を探す
・配送が必要な場合は見積もりを取ってみて、金額的に双方が納得すれば送る
・近場で良い値で買い取ってくれる業者を探す

それでも引き取り手がいない場合、時間的にも人員的にも余裕があるならメルカリやジモティーなどで欲しい人を探してみるのも手だと思いますが、大型の家電・家具は「送る側」の段取りが結構大変なので個人的にはおすすめしません。

最終手段の「粗大ゴミ」は各自治体でルールが違いますので、少し前から調べておきたいところです。集荷の回数が少ない場合、出国の予定と合わないことがあるので本当に大変です。

引越し時期がずれることによる影響

インドネシアの時と違うのは、諸事情により「筆者が出国するのがしばらく先」ということです。まだ普通に仕事をしながら生活していく必要がありますので、全てを送ることができなかったのです。
そのため、最低限の家具家電は処分予定の物を中心に家に残しました。調理器具や食器、本、服飾品も処分品や実家に置いておくもの、後で現地に送る物だけ手元に置いてあります。

さすがに引越し2回分の費用はサポートが出なかったのでそうせざるを得なかったのですが、引越しを2回する心体の疲労を考えるとそれで良かったと思っています。

航空便で送りたい

インドネシアへの船便出荷の時は特に何も言われなかった物で、今回の船便に乗せられなかった物がありました。それは、「充電式のクリーナー」です。リチウムイオン電池のバッテリーが機器に内蔵されている、もしくは取り外しのバッテリーが付属している商品は行き先の国によって輸出入ルールが違います。

オーストラリアへは航空便のルールさえパスできていれば発送可能のよう。後日住む家が決まったら筆者が日本から送ることにしました。その点では、筆者が遅れていくことがプラスになったと思いましょう。

▼サイト名自体は「ん?」な感じですが、船便と航空便について国別一覧にして見やすくまとめてくださってます。日本郵便さんあたり、こんなふうに一目で分かるようにサイト作り直して欲しい…

リチウムイオン電池を含む物品を持って飛行機に乗る場合も航空会社で様々なルールがあるため、事前によく確認しておかないと空港で泣く羽目になってしまうかも。気をつけなくちゃですね。

とりあえず引越しは疲れる

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見出しのままですが、とりあえず引越しって疲れますよね…

でも断捨離もできるし、失くしたと思っていた物が見つかったりもするのに加えて、その時の自分に見合ったキャパシティにリサイズできる気がしてスッキリはします。
何よりテキパキ梱包とリスト作成を進めてくださったスタッフの方々に感謝感謝です。

自分が出国する時に再び物を処分しなければいけないことを考えると少々気が滅入るのですが、まず1ステップ前進したと考えておきます。

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