全然”じゃない”方【崎陽軒】

Photo by Pooja Chaudhary on Unsplash
蒸籠(せいろ)で蒸す食べ物って全部美味しそうに見えるよね
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崎陽軒のシウマイ弁当って傑作よね

この間久しぶりに食べたのです、崎陽軒の「シウマイ弁当」

出典:崎陽軒HP

関東住みの人間にとっては身近な存在で、「東京駅で買って新幹線の中で食べるひとときが楽しみ」という方も多いであろうあの傑作弁当。何がすごいって、全体の「バランス」だと思うのです。

塩っぽさと甘さの加減、おかずの塩味と甘味とほんの少しの酸味の配分、ご飯のもちもち具合。

どれも飽きずに食べ進められ、加えて冷めているのに、いや、冷めているからこその計算され尽くしたおいしさが、お弁当として長年トップに君臨する(個人的判断)理由だと言えましょう。

シウマイ弁当について語れと言われたらもっと語れるのですが…しかし、今回語りたいのはこの逸品ではなく完全に「じゃない方」の商品です。

チーズシウマイの魅力

皆様、崎陽軒の「チーズシウマイ」に出会ったことがありますか?

出典:崎陽軒HP

「おいしさ長もちシリーズ」のシウマイは真空パックに入ったチルド商品で、蒸す以外にも手軽な電子レンジ加熱で美味しくいただけるので横浜観光のお土産として人気のシリーズです。
その中のひとつである「チーズシウマイ」は2020年からの販売ですから、崎陽軒の中でもかなりの新参者です。以前は通信販売か冷凍設備のある一部ロードサイド店舗のみで購入可能という、少々手に入れづらい商品でもありました。現在は、新たにゴーダチーズが加わって4種類のチーズが練り込まれたリニューアルタイプが全直営店(冷蔵設備のある店舗)で購入できます。

皮にあたる部分と中身にチーズが想像以上に練り込まれているのですが、これまた絶妙なバランスでいらっしゃいます。外側は温めてもベトベトしないので食べやすい。一口噛むとクリーミーなチーズがお肉に負けじと存在感をアピールしてきます。そもそもシウマイにチーズってご飯に合わなくてよ、とお思いでしょうが、シウマイのタネとチーズは不自然さやしつこさが一切なく逆に一体感があり、不思議とご飯に手が伸びる塩味具合です。気付けばパクパクパクパクと食が進んでしまい、あっという間に6個全て完食しているのです。

出典:崎陽軒HP

750円前後のえび・かに・黒豚の各シューマイよりはお手頃ではあるものの、「6個入りで680円」という少々躊躇してしまうお値段ではあります。

しかしっ、ぜひ一度ご賞味いただきたい一品なのです。
ご飯のおかずだけでなく、お弁当にもぴったりですし小腹が空いた時のスナックとしても最高のおともです。
うまうまです。

DATA
おいしさ長もち チーズシウマイ
6個入(6個入×1) 680円(税込)

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