シドニー生活の「キッチン周り」で頼りにしているもの【独断チョイス:1】

今回からまとめていく、購入したり体験してみたりして良かったモノ・コトをただただ主観で選び記録していく独断チョイスシリーズ。インドネシア生活でも、結局いちばん記憶に残っているのは「現地での生活に密着したもの」だったなあと、自分で書いたブログ記事や写真、動画を見つめながら思う今日このごろです。

Photo by Brooke Cagle on Unsplash
目次

高確率でリピートしているもの

さて、物価が高い高いと来る前から聞いていたものの、実際に生活してるとびっくりするくらいエンゲル係数が高くなるシドニー生活。このブログ記事では、「この1年の間で購入してみてよかったモノ(主にキッチン周り)」をまとめていきます。

Colesのジャスミンライス

筆者はパン好きではありますが、日本人なのでもちろんお米も好きです。
日本のお米は美味しいのですが、海外で買うと高級品になってしまうのが難点。日本でも米不足で一時期高騰していたようですが、その価格がデフォルトなのが海外生活。輸入品なので仕方ありません。しかしやはり「主食の値段は少し抑えたい」と思い、少しずつ様々な種類のお得米を試していました。

その中でも、この値段でこの味ならOKレベル」だったのがこちら。

手持ちでぷるぷる

オーストラリア3大スーパーのうちのひとつ、Colesで購入できるジャスミンライスです。
ジャスミンライスは少し長めのインディカ米の一種で香り米と呼ばれています。ガパオやカオマンガイなどによく使われているアレで、タイでは香りの強さなどで数多くの種類に分かれているそう。
ColesのPBジャスミンライス(タイ産)は2キロで$5.50。パッケージもコンパクトで、袋留めシールも控えめですが付いております。
炊き立ては美味しそうな香りが立ちますが、時間が経つにつれて薄くなり、冷凍すると香りはほんのり程度にしか残りません。ただ、食感は本場のジャスミンライスほどパラパラしておらず、粘りの薄い日本米のような印象。冷凍したご飯にふりかけをかけたりお茶漬けにしたりすると、まったく香りを気にせずいただけます。

正直ジャスミンライスとしてのレベルはどうなのかとは思いますが笑、香りが立つ炊きたてはガパオやカレーに添えたり、冷凍後はお弁当に入れたりチャーハンにしたりと、使い勝手が良いので重宝しています。

1キロ($3.50)もありますので、試し買いに良いかも。
ちなみに筆者は日本にいるときから炊飯器を持っておらず、今もお鍋で炊いております。

ALDIで買えるKāpitiのアイス

手持ち再び

オーストラリアの人たち、密かに世界中と比べてみてもかなりのアイスクリーム好きです。街中にはジェラート屋さんやフローズンヨーグルトのお店がたくさんありますし、スーパーマーケットにもアイスクリームは割と種類がある気がします。ただ、他の食材と同じく値段はお高め。ジェラートも1スクープで$5(約480円)くらいはしますし、頻繁に食べていたらお金がかかって仕方ありません。
例えば、日本でも自分へのご褒美代表として有名なハーゲンダッツの457mlタブは$13.50(約1280円)。日本で同じサイズのものを買おうとすると大体800円から900円くらいなので、約1.5倍くらいの価格帯感
もちろん、バータイプは箱買いすればお得ですし、半額セールを狙って購入すればお得に手に入るブランドもあります。しかし安い価格帯の特にバニラアイスは、甘すぎたりわざとらしい香りがしたり、ミルクの味が微妙だったり……「お値段以下」の満足度しか得られないことが多いのです。

とある日、これまたオーストラリアの3大スーパーのALDIでニュージーランドのアイスクリームブランドKAPITI(注:正しいスペルはKāpiti)のバニラアイスを見つけて購入してみました。
1Lで$7.99なのでALDIの中ではお高めですが、容量を考えるとハーゲンダッツより随分お得感があります。しかも、ものすごーく贅沢にバニラビーンズが使われており、甘すぎず口溶けの良い芳醇なミルク感はむしろハーゲンダッツよりしつこくなくて美味しい気がします。
そのままいただくのはもちろん、無糖のヨーグルトに少しだけ加えてフローズンヨーグルト風にしたり、ブルーベリーやイチゴと一緒にいただいたりできるのは、ミニカップではなく大容量で買う醍醐味かもしれません。

Laksaペースト

手持ち三度

お米を食べる気分じゃないけどパスタって感じでもないんだよなあ……ということ、ありますよね。いや、筆者には非常によくあるのですが、そんなときはビーフンを選ぶことが多いです。米じゃん、というツッコミはさておき、炒めてもスープにしてもよいですし、小麦麺よりは健康的な感じがしませんか。ただ、オイスターソースや醤油、鶏がらスープなど中華風に味付けをすることがほとんどなので、ちょっと味変したいなあと思うこともしばしば。そんなときありがたいのが、東南アジア風味
タイやベトナムからの移民が多いシドニーでは、東南アジア系のアジアングロッサリー以外に3大スーパーなどでも結構食材は豊富に揃います。写真のラクサペーストは、比較的手に入れやすい味変に便利なペーストです。
近年日本でもかなり認知度が上がったラクサは、マレーシアやシンガポールを中心に食されている、魚介などのベースにスパイスとココナッツミルクを加えたスープが特徴の麺料理。カレー風味や酸味が強いものなどラクサと言ってもたくさん種類があるようですが、このペーストはエビの風味がしっかり効いていて辛すぎず、食べやすい味。ココナッツミルクで調節すれば自分好みのスープにできます。ココナッツミルクは缶やパック、お湯で溶かす粉末タイプなどお好きなタイプを選んでみてください。
具材はエビや鶏肉とキノコ、ほうれん草など。それに、辛い場合は溶き卵を加えたりとアレンジも広がります。

番外編:キッチンハイター

Photo by GoGoNano on Unsplash

オーストラリアは食洗機の普及率が高めで、ほとんどの家庭のデフォルトアイテムです。個人の差はあると思いますが、知り合いのお家にお呼ばれした時、肉を切ったまな板と包丁をほかの食器と一緒に食洗機に入れて回しているのを見ました。もちろん、高温で洗浄されるので何も問題はないでしょう。
しかし何かモヤモヤする、筆者も衛生観念高めな日本人
まだ食器がそれほどたまっていないときや、サッと洗ってすぐに違う食材を切りたいときなどには「ムムム……」となってしまうこと請け合い。魚介を洗った後などはシンクをしっかり掃除したいこともありますし。

友人に聞いたり、スーパーやホームセンターで探してみたりしたのですが、消毒用アルコールは見つかるもののキッチンブリーチは危険な劇薬レベルか排水溝用オンリーのものが大半。キッチンハイターレベルでまな板や包丁に使用できる安心感があるものは見つかりませんでした。

仕方なく、アジアンスーパーで$8(約750円)で購入。
日本で買える値段を考えると確かに高いなあと思いますが、それ以上に得られる安心感。思えば、キッチンハイターはインドネシア生活でも食生活の安全を守ってくれる頼もしい存在でした。
日本人は、他の国の人たちと比べると少々異常なくらいきれい好きが多い印象。ただ、それは誇って良いことだと筆者は思います。
自分のことだけでなく、家族や友人の健康を守り、大切に考えている証なのですから。

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