オーストラリアのこと全然知らないのでちょっと調べた件【その2:移民の国】

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オーストラリアに上陸してから早1か月になる筆者。様々な手続きや家の片付けに追われつつ、その他色々起こる難題をかわしながらも、”オーストラリア無知人”から脱却すべく色々調べてみております。

▼前回は歴史について調べてみました。当時の某国について忌憚なきお気持ちが綴られていますが、どうか温かい目で見ていただけますと幸いです。

目次

移民の国を実感

先住民の皆様以外は、違う土地からの移民、もしくはその子孫である現在のオーストラリア国民。
筆者はこちらで暮らし始めてまだ1か月ですが、本当に様々な国の方々が暮らしているなあと感じています。

マーケットでの多国籍感

主に週末開催されることが多い各地の「マーケット」に足を運ぶと、様々な食材や特産品、手作りの雑貨やフードトラックが並び、その活気でワクワクした気分になります。オーストラリア製品のお店の他にも、特に食べ物を提供するお店はエジプト、ギリシャ、トルコ(時々日本も)など本当に国際色豊かなラインナップが見られます。

ギリシャの意外な存在感

そう言えばオーストラリア人の友人が、「よくグリークサラダを作る」と言っていました。
確かにスーパーマーケットにはフェタチーズが何種類も見られます。地中海エリアでよく食べられるフムスなんかも、そのままサーブできる感じで売られていますね。
様々な国の料理が食べられる東京に居たときも、ギリシャ料理はそれほど身近ではなかった気がします。筆者もムサカくらいしか知りませんでしたし……

グリークサラダの良い写真見つからず

美味しさで大人気のトルコ料理

トルコ料理もかなり人気のご様子。日本でもケバブがファストフードとして定着している感がありますよね。
インドネシアでも結構ポピュラーで、レストランがたくさんありました。
さすが世界三大料理です。

この間訪れたマリックビルのマーケットで、薄い小麦粉の生地にトルコソーセージを挟んだGozmele(ギョズメレ?ゴズメレ?)という料理に列ができていたので筆者も試してみました。
焼きたてだったこともあって、小麦粉の生地が外はパリッと中はモチっとして絶品でした。ソーセージが良いアクセントになっていてとても美味しくいただけました!お母さんたちが淡々黙々と焼いていたのが印象的でした。

お母さんたちがせっせと焼いたそばから売れる人気ぶり

移民の皆様が食文化にもたらした影響は大きい!

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カフェラテはグラスでくる

絶大なるイタリア食文化の影響

オーストラリアの人は、天下のスターバックスにしても肩身が狭いくらい(これ本当でした)コーヒーにうるさいと言います。

それもそのはず、なんせイタリア系移民が多いのです。

コーヒー・カフェ文化が盛んなメルボルンは当然として、シドニーでもカフェのメニューはほぼエスプレッソが主体であることにも完全に彼らの影響を感じます。
ジェラート屋さんもよく見かけるのですが、本場イタリアの大会で優勝したジェラテリアもあるとか。

それに、イタリア系の食材屋さんが個人的に大ヒット中。
”新鮮で美味しいものに目がない人たち”のおかげで最高の品揃えなのです!

ザ・ロックスのマーケットでフォカッチャを売るお姉さん

東南アジアの国々も

さらにベトナム戦争後、東南アジア圏からも多くの人たちが難民としてオーストラリアに。前出のマリックビルはベトナム系移民の人たちが集まる街でもあるそうです。
東南アジア系の味はもう市民権を得ているようで、フォーポークロール(バインミー的なサンドイッチ)のお店などは大人気で列が絶えない様子でした。

中国の人のたくましさが心強い

シドニー中心部のチャイナタウン

そんな中でも、やはり「中国強し」です。
シドニーには”チャイナタウン”という名前がついた場所以外にも、中国系の移民の方々が多い街がたくさんあると聞きます。

昔からの移民がもちろん多いのですが、筆者の住む家より倍くらい高そうな好立地のアパートメントに住む「本国の富裕層のお子様留学生」もよく見かけます。中国語と英語ができたら世界の1/3以上の人とコミュニケーションが取れますよ。最高ですね!

もちろん、接客してもらった中国系電気屋さんのオーナーらしきおじさまや、スーパーマーケットで「今日は豚肉の薄切りが安いよ!買いだめしておこうよ!」となぜか声をかけてくれたマッサージ屋さんを最近開いたというおばさま(聞いてないけど全部説明してくれた)のように、たくましく道を拓いていっている方々もいます。

ほんとね、たくましいエネルギーを感じるのです。

英語を勉強しよう(何回目)!

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もうさすがに勉強がイヤとか言ってられん

移民の国、オーストラリア。
多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まる国だからこそ、「共通言語である英語」の大切さが身に沁みます。

いやしかし、香港かシンガポール訛りのある英語で話しかけてくれたおばさまと会話していたら、なんだかちょっと感動したのです。同じアジア人として心強いというか。
筆者もいつかおばさまのように、誰かと雑談するために話しかけてみたいと思いました。

ここ2か月くらい本当に疲労感があって、実は英語の勉強もおろそかにしてしまっていたのです。
おばさまに感じた心強さを胸に刻んで、ほかほかと温かみのあるうちにまた学びをしっかり再開したいと思います。

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